コーナーベット（4つの数字の賭け）：配当9倍

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コーナーベット（4つの数字の賭け）：配当9倍

※コーナーベット（4つの数字の賭け）

クォーターベット（quarter bet）とかスクエアベット（square bet）と言われることもある「コーナーベット（corner bet）」は、レイアウトで四角形を形成する4つの数字に賭ける賭け方です。

このベットに賭けるには、ボックスの4つのコーナーが交差する位置にチップを置かなければなりません。

このうちの1つの数字がくれば、支払いは8対1です。（配当でいうと9倍）

コーナーベットの賭け方例

↑の賭け方は、5ドルを連続的に賭けるシングルコーナーベットを示しています。

この賭け方は、他の賭け方同様、どの時点でも勝てば利益が出るような賭け方になっています。

このとおり賭ければ、100ドルから200ドルのプレイヤーには、13～18回のベットチャンスがあります。

典型的な100ドルのテーブルマキシマムに達するには、最高765ドルの所持金が必要があり、27回のベットチャンスがあります。

この場合、1回のベットで4つの数字に賭けるので、数字のカウントは108になります。（　27回　×　4　＝　108　）

確率では10回の回転ごとに1つの数字が当たるので、27回の回転では約3回当たる計算になります（　108　÷　38　＝　2.8　）。

コーナーベットの理論値は、

当選確率： 10.52％　（　4　÷　38　＝　0.105263・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数： 9.5回　（　38　÷　4　＝　9.5　）

応用編：ファイブベットオプション

コーナーベットのもう一つの連続的な賭け方に、1ドルの5つのベットから始めるファイブベットオプションがあります。

※コーナーベットのファイブベットオプション８14個の数字に賭ける）

↑の図でわかるように、これは「0」と「00」に賭けるスプリットベットに、4つのコーナーベットを組み合わせる賭け方です。

7.8.10.11
8.9.11.12
25.26.28.29
26.27.29.30

これらの数字は、セクションストラテジーで選ばれています。

ルーレットのホイールを調べてみると、「0」と「00」の時計回りに、この6つの数字が隣り合っていることがわかります。

全体で見ると、これは14個の数字に賭けるベットになっています。

確率では、ほぼ3回の回転ごとに、どれか1つの数字が当たるようになっています。（　38　÷　14　＝　2.7　）

コーナーベットのファイブベットオプションの理論値は、

当選確率： 36.84％　（　14　÷　38　＝　0.36842・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数： 2.7回　（　38　÷　14　＝　2.7142・・・　）

また、ファイブベットオプションのオススメな具体的な賭け方は以下のとおりです。

ファイブベットオプションの賭け方例

最初のベットには、コーナーベットとスプリットベットに1ドルずつという、合わせて5ドルの賭け金が必要です。

次のベットでは2ドルずつ必要になり、3回目のベットではコーナーベットに5ドルずつと、スプリットベットに3ドルが必要になります。

コーナーベットに勝てば、表の上半分の額が支払われ、スプリットベットに勝てば、下半分の額が払われます。

コーナーベットのファイブベットオプションの理論値は、

当選確率： 36.84％　（　14　÷　38　＝　0.36842・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数： 2.7回　（　38　÷　14　＝　2.7142・・・　）

なので、6回のベットのうち約2回当たるとの前提での戦略で、当たり前ですがスプリットベットで勝った時の方が利益は大きくなります。

そもそも、コーナーベットは良い賭け方と言えるのか？

他の賭け方と比べると、正直コーナーベットは良い賭け方とは言えません。

手持ち金が500ドル以上の「シングル」コーナーベットはまぁまぁ良いかな？という感じで、それ以外はあまりオススメしません。

この辺の詳細は、ルーレットの賭け方別勝率一覧表をご覧ください（＾＾

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